「ジュリー」沢田研二75歳はなぜ今も最高のロックンロールスターなのか ”声の持久力”に評論家は着目【千秋楽レポ】
2023/11/26

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沢田研二の今年のツアーが11月23日、ファイナルを迎えた。そのライブレポートをお届けする。ライブ会場には60代以上のみならず、YouTubeなどの動画がきっかけのZ世代のファンもいる。75歳を超えてなお走り続ける「日本最高で最年長のロックスター」は、今回も圧巻のステージで会場を沸かせた。結論から言えば、ジュリーの「一生懸命」はまだまだ続く。デビュー当時の歌を原曲キーで披露し、ステージを右に左に走り回りながら全20曲を歌いぬく75歳は世界でも稀だろう。ライブのアンコールでは、「河内音頭」の後にザ・タイガースの「花の首飾り」や「君だけに愛を」、さらにはザ・ローリング・ストーンズのカバー曲「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」、「サティスファクション」を披露し、終演した。沢田研二は多くのヒット曲を持ち、新曲を作り、ライブを続けてきた。彼の声の持久力は素晴らしく、長い時間をかけて培われたものだ。デビューしてから57年が経つが、彼は同調圧力に屈せず、己を貫き、支えてくれる仲間もいる。沢田研二は日本最高・最強かつ、最年長のロックンロールスターだと評されている。

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