11月6日、熊井ひとみ被告(26)の初公判が東京地裁で開かれました。彼女はフィリピンを拠点とする特殊詐欺グループの一員として、高齢者から約414万円を騙し取ったとされています。被害総額は推定で60億円にも上ると言われています。熊井被告は初公判で起訴内容を認め、「間違いありません」と述べました。彼女は学生時代にミスコンに出場しており、美大生活を謳歌していました。しかし、学生時代に知り合った友人によって特殊詐欺に関与するよう誘われ、彼女はその道を選びました。彼女の起訴を受けて、検察側は懲役4年を求刑していますが、弁護側は子どものためにも服役すべきではないと主張しています。熊井被告は生まれたばかりの我が子のためにも罪に向き合う必要があります。