脚本家の山田太一さんが11月29日、老衰により死去しました。代表作には「男たちの旅路」や「岸辺のアルバム」などがあります。彼が手がけた映画「少年時代」の主題歌は井上陽水の同名曲で、カラオケで歌われることがありますが、その曲が映画の主題歌だったことを知っている人は少ないかもしれません。山田さんはテレビドラマにおいて、CMの時間や場面転換を利用し、細かな計算を行った脚本を書くことで知られており、出演者にはアドリブを許さなかったといいます。今後、彼に匹敵するような脚本家が現れるのか、注目です。